SSブログ
サッカー雑感 ブログトップ
前の10件 | -

アギーレ監督の記者会見から考える、日本代表候補 [サッカー雑感]

アギーレ監督の守備的システムとの声を受けて、各専門誌では
さっそく新日本代表のメンバー選考が始まりました。

フットボールチャンネルの予想メンバー

9月の新代表は前のメンバー中心に新人を加え、守備的に
新しく選び直し、4-1-2-3のフォーメーションで考えると、

GK:川島
DF:内田、森重、吉田、長友
アンカー:細貝
CH:長谷部、柴崎
WG:岡崎、香川
FW:柿谷

スポーツ報知はタイトルに「所信表明!守らなければ本田も香川も
使わない」と書きました。

アギーレ監督は記者会見でそんなこと一言も言っていないのに。

「FW、MFにも守りを求める。とにかくボールを奪い試合に貢献する
選手が必要。イレブン全員が守れて攻めるチームを目指す」。

ザック・ジャパンでは主力だったMF本田圭佑(28)=ACミラン=、
香川真司(25)=マンチェスターU=も守備への不安があるだけに、
立場は安泰ではない。

本文では内容をまた違えました。

サッカーダイジェストは今までまだ選ばれていない若手を
中心に新メンバーを推薦しました。

FW
鈴木武蔵(新潟/20歳/今季成績:18試合・1得点)
武藤嘉紀(FC東京/22歳/18試合・5得点)
小林 悠(川崎/26歳/17試合・7得点)
大前元紀(清水/24歳/19試合・3得点)
宇佐美貴史(G大阪/22歳/11試合・5得点)
南野拓実(C大阪/19歳/18試合・0得点)
小川慶治朗(神戸/22歳/17試合・3得点)
高崎寛之(徳島/28歳/16試合・5得点)
MF
富田晋伍(仙台/28歳/今季成績:19試合・1得点)
柴崎 岳(鹿島/22歳/19試合・4得点)
大谷秀和(柏/29歳/16試合・0得点)
関根貴大(浦和/19歳/12試合・1得点)
三田啓貴(FC東京/23歳/今季成績:16試合・2得点)
大島僚太(川崎/21歳/17試合・0得点)
兵藤慎剛(横浜/29歳/16試合・1得点)
森岡亮太(神戸/23歳/19試合・2得点)
松本昌也(大分/19歳/23試合・2得点[J2])
DF
菅井直樹(仙台/29歳/今季成績:16試合・1得点)
植田直通(鹿島/19歳/13試合・0得点)

今井智基(大宮/23歳/19試合・1得点)
高橋祥平(大宮/22歳/19試合・4得点)
佐々木 翔(甲府/24歳/19試合・2得点)
塩谷 司(広島/25歳/17試合・5得点)

webスポルティーバ

スタンダール・リエージュ・川島永嗣
浦和レッズ・西川周作

鹿島アントラーズ・昌子源(しょうじ・げん)

鹿島・植田直道(186センチ)
ガンバ大阪・西野貴治(187センチ)

浦和・青木拓矢(24歳)

鹿島・柴崎岳(22歳)

サガン鳥栖・豊田陽平

川崎フロンターレ・小林悠(26歳)
G大阪・宇佐美貴史(22歳)

*ブラジルのワールドカップに出たメンバーは年内の試合は
半分ぐらい出ればよいと思います。

ヨーロッパにおける自分のチームのポジション取りにある程度
専念してもらいたいからです。

アギーレ新監督との意思の疎通を図る意味で何回かは帰国し
なければならないでしょうが、大事なのは所属チームの中での
ポジション争いだと思うからです。

それより、U-21の構成の方を優先的にしてもらいたい。

手倉森監督とアギーレ監督との打ち合わせ、すり合わせを
しっかりやってほしいのです。

前回はそれができていなかったように思えるからです。

それゆえロンドンオリンピックで韓国に負ける羽目になった。

今回はサッカーが斜陽スポーツになりつつある韓国など
相手にしないぐらいのチーム作りをしてもらいたいです。


アギーレ、最初の記者会見 [サッカー雑感]

日本代表のハビエル・アギーレ新監督が11日、来日し、都内で
記者会見を行ないました。

ブラジルW杯ではグループリーグ敗退に終わった日本代表ですが。

メキシコのテレビ局の仕事で現地に行っていたというアギーレ氏は

「日本の試合はもちろん見た」としながらも、

「何がよくなかったのかという質問だが、私は過去についてコメント
するのは好きではない。」と話しました。

メキシコ代表を率いて2002年の日韓W杯、2010年の
南アフリカW杯でベスト16入りを果たしたアギーレ氏。

自身の目指すチームづくりについては「競い合う、
切磋琢磨するチームをつくりたい」と説明しました。

日本については「メキシコのプレースタイルに似ていると思っている。
ボールの扱い方、試合中のバランスの考え方、とにかく守備に力を
入れるということ」と指摘しました。

基本となるチームスタイルとして「守備を固めて勝利を目指したい」とし

システムについては「ベースは4-3-3と考えている」と明かしました。

「試合の状況によって4-3-3から5-2-3に変化することもあるし、

他の形に進化することもある。システムはフレキシブルに使って
いこうと思っている。

最初の記者会見ですが、実にまっとうなことを言いました。

所詮日本はFIFAランク45位と二流国ランクなのですから、一流国に
対しては守備から入って当たり前です。

4-3-3から5-2-3というのはランク上のチームに対してでしょう。

逆にアジア大会などの下位のチームに対しては4-3-3で攻撃するのが
良いと思います。

今まで問題だったのは日本代表はどこ行ってもそのシステムを変えなかった。

日本代表がワンパターンで攻撃してくると分かっていれば、いくら
下位チームでも対策がある。

そのため、アジアでも日本が苦戦した試合が何試合かあります。

思考がワンパターンだったらいくら個人技があっても、相手が
頭を使ってきたら苦戦します。

アギーレジャパンではそう言うことがないことを祈ります。

「システムはフレキシブルに使っていこうと思っている。」

これができないとベスト16は無理です。

ザッケローニは本当はそれが分かっていた。

だから3-4-3を何回も試した。

しかし、日本の選手は4-2-3-1にこだわりすぎた。

元来、これは南アフリカ大会での苦肉の策ではなかったのではないか。

しかし、それがうまくいったからこだわりすぎた。


マンU香川、新体制での決意・・・! [サッカー雑感]

マンU香川、新体制での決意はマンUをやめないで競争に生き残ること
と語ったようです。

マンチェスター・UのMF香川真司が、今夏に就任したルイス・ファン・ハール
新監督についての印象を語りました。

香川は新監督就任にあたっての変化について、「フォーメーションから新しく
なりましたし、監督は自分のスタイルというのをこのキャンプから明確に
チームに伝えています」とコメントしました。

「攻撃や守備の仕方についても、具体的な指示を出します。良い練習が
できていると思います」と手応えについても触れて、

「毎日、新鮮な気持ちで練習できています。良いチャレンジができていると
思います」と語るとともに、自身の心構えについても触れました。

「プレーのことに関しては、はっきりと『こうしてくれ』ということを伝えてくれるので、
監督が求めていることや、意図していることには自分も集中して取り組むよう
にしているし、そこはアピールしていきたいと思います」

また、「7、8年はやっていなかった」というボランチ起用についても、
「すごく久しぶりにやっていますけど、まだ慣れない感じは多少はあります」

と述べながらも、「どんなポジションでも自分が求められることをしっかりと
こなしていければと思っています。そのポジションで与えられたチャンスで
結果を残していくしかないので」と意気込んだといいます。

今現在、サッカーに関するメディアの注目の的になっているのがマンUの
新体制でのメンバーで、誰が入ってきて、誰が残る。

そしてだれに戦力外を言い渡すのかということです。

大多数の、メディアは香川真司を放出組に数えました。

それに対して、香川真司自身が自分は出ていくつもりはないと宣言した
ことになります。

セルジオ越後さんをはじめ、違うところでやった方がよいという意見が
かなりありますが、これをのりこえられる香川であれば4年後の
代表主力は間違いないといえます。

ただ、乗り越えられなかった場合、また他のチームに移った場合(そちら
のチームで復活できたとしても)4年後の地位は危ういものになるでしょう。

なぜなら、現在の力を100として150や200になるには、かなりの困難を
乗り越えるだけのタフさが必要だからです。

ボランチもトップ下をこなせることができるのなら、今までの香川より
どれだけ、活用の幅が広がるか。

よそのチームに移って復活しても、力が150,200になることはない。

今まで達成してきたことの確認でしかないからです。

香川ファンとしては、もっとタフなヒールくらいのイメージも醸し出してもらいたい。

本田圭佑のような。

本田の努力は香川も知っているはずです。
おそらく、4年後の日本代表に本田は入っているでしょう。

ミーハーのサッカーファン全員に嫌われても。

・・・ 努力をして。

入ってない場合は努力のし過ぎで体を壊してしまった時です。

香川真司のミーハーなファンはヒールの香川など見るのも嫌でしょう。

しかし、4年後の日本代表に可愛くて、うまくて、かっこいい香川真司なんて
必要ないです。

それが日本が決勝トーナメントに上がるために必要なことなのです。


鳥栖の尹晶煥監督が突然辞任!なぜ! [サッカー雑感]

現在(8月8日)J1首位・サガン鳥栖の指揮官・尹晶煥監督が突然退任
することになりました。

来季契約交渉が決裂したと言われています。

9日のアウェー広島戦は吉田恵コーチ(41)が暫定的に指揮を
執る見通しです。

尹晶煥監督は7日の練習にも姿を見せておらず既に選手にも
監督交代の経緯などが説明されているそうです。

関係者によると、来季契約延長に関する話し合いで、尹晶煥監督
フロントが対立。

強気の条件で今月中の契約延長を迫る指揮官に対して、強化部側が

否定的な見解を示したことが退任の最大の理由だという。

尹晶煥監督は11年に着任して当時J2だったクラブを就任1年目で
J1に昇格させました。

翌12年にはJ1で5位と躍進。

Jリーグで実績を残したことから、既に韓国代表コーチ、U―21代表監督、
韓国の複数クラブから打診が届いており、韓国代表コーチに就任する
可能性が高いとみられます。

首位を走るチームのシーズン途中での監督交代劇は前代未聞。

鳥栖だけではなく、Jリーグ全体に激震が走る衝撃の人事となった。

これからの尹晶煥監督の行動次第で、またまた韓国人
議論が出てくるでしょう。

尹晶煥監督は選手以上に個の力を前面に押し出してサッカーを
指導してきました。

団体行動を基調とする日本人選手の上に君臨するのは、それで
良かったのですが、組織の上の部分にその個の強さが通用する
わけではないということは理解できなかったのだと思います。

結局、監督の個を主張するために選手、サポーターを放り出すことに
なったのですから、日本人社会においては評価されないという結果に
なるでしょう。

将来、韓国代表監督になることもあるのかもしれないですが、もっと
クールな形でなれればよかったのにと思います。

残念です・・・!!


SC相模原のチャレンジ!元ブラジル代表を獲得! [サッカー雑感]

J3相模原は4日、元ブラジル代表MFトロ(28)の加入を発表した。

背番号は50に決まった。

ブラジル出身のトロ(本名=ラファエル・トロ・フェヘイラ・フランシスコ)は
身長1メートル69、体重72キロで、フルミネンセなどでプレー。

2009年には名門フラメンゴでブラジル全国選手権優勝を経験している。

トロはクラブを通じ、「日本でプレーする機会を与えてくれたSC相模原に
心から感謝しています。

1試合でも多く勝利し、SC相摸原のファンと共に喜びを分かち合いたいです」
とコメント。

元日本代表MFでもある望月重良代表(41)は、「SC相模原に世界的にも
素晴らしい実績を持った選手が入ってプレーしてくれる事に興奮している。

多くのサッカーファンがギオンスタジアムに足を運んでくれる事を
期待しています」と談話を発表している。

J3の相模原SCはJ3の優勝を目指してヴァンフォーレ甲府から井沢惇を
東京ベルディーから元日本代表FWの高原直泰(34)を獲得。

J3優勝の意欲は、すごく伝わってきているのだが8月4日現在
6位。

結果が出ていない状況にあった。

しかし、ここで元ブラジル代表MFトロを獲得することになり、後半の
追い上げに掛けるということになるのであろう。

確かに、Jリーグとはいえ3部のチームに元ブラジル代表、それもまだ
30歳前の選手が移籍するというのは異例なことなのかもしれない。

ジーコの勧めもあったということだが、これである面ではJ2より面白い
試合が見られるかもしれない。

しかし、しかし、相模原SCが現在6位に甘んじているということは
その失点の多さにある。

1位の町田ゼルビアの失点は10。

4位までのチームが失点15以内なのだが相模原SCの失点は29。

1試合平均の失点は町田ゼルビアが0.5、それに対して相模原SCは1.4。

多すぎるでしょう。

でも、でもこの相模原SCの努力と前向きな気持ちは尊敬します。

無気力に近いJ2のチームなど吹き飛ばして、進撃してもらいたい。

こういった努力がJ3を単なる3部リーグと評価されない世界を作り、
J2にもJ1にも影響を与えて欲しいのです。

望月重良代表!あなたが日本代表の選手だった時、大好きでした。

貴方だからユニークなチームができるのかもしれない。

応援します。

ただ、ディフェンスも何とかしてね!!


セルジオ越後の苦言と日本人の思考とのギャップ [サッカー雑感]

セルジオ越後さんの「一蹴両断」はなかなか面白いです。

最近のタイトルです。

*「なぜ、ザッケローニを選んだ原専務理事が、次の代表監督を選ぶのか」

*「一人のスターに頼るサッカーではもうワールドカップに勝てない」

*「ワールドカップで惨敗したのに、なぜ黄色い歓声なのか?」

*「ロシアW杯でのネイマールとロドリゲスの臍帯血に期待しよう。」

一つ一つタイトルを見るとお説ごもっともと言えるような気がしますが
あくまで、気がしますです。

セルジオ越後のサッカーを見る視点は、どうしたってブラジル人の
立場なんです。

日本の何倍もの歴史があって、貧乏から脱出するにはサッカーしかない
、そう言った環境からサッカーを見る目のような気がします。

「一人のスターに頼るサッカーではもう・・・」と「ロシアW杯でのネイマールと・・・」
は矛盾しませんか?

大した問題ではないのですが。

今まで「一人のスターに頼るサッカー」なんてメキシコオリンピック以来日本では
ありえない話です。

だから「一人のスター」を作るのは間違っているというのは間違いです。

「一人のスター」を11人作る努力をする必要があります。

ド下手な選手11人を世界最高のチームワークの良いチームにしても
世界チャンピオンにはなれません。

「ワールドカップで惨敗したのに、なぜ黄色い歓声なのか?」はサッカーの
バックボーンが違うからです。

サッカーマニア、サッカーオタクだけではJリーグチームの採算は取れません。

如何にミーハーファンを掘り起こすかにチームが成り立つかどうかが
かかっているのです。

そんなミーハーファンなんかはセルジオ越後さんは大嫌いでしょうね。

でもJリーグではそんなお客は絶対必要なお客なのです。

お客様は神様です。

日本のサッカーが強くなるにはたくさんの経験とお金が必要です。

なんせ経験がないのですから。

経験を得るには時間がかかります。

ザッケローニも経験と思えば失敗ではありません。

お金を得るにはミーハーファンを増やし教育しなければなりません。

ただ、必要以上に時間がかかりすぎるとを防ぐために、ミーハーファンの
教育のためにはセルジオ越後さんの苦言集も必要かと思います。

セルジオ越後さんの「一蹴両断」これからも楽しみに読ませてもらいます。


3バックのサンフレッチェにレイソルは何が違う? [サッカー雑感]

ブラジルワールドカップンの各チームの印象で最初に驚いたのは
オランダでした。

初戦、スペインと当るのに過去における攻撃サッカーを捨てて
5バックでまず守ることから始まった。

攻撃はロッペン、ファンベルシー、スナイデルの3人に任せ
相手の陣形が崩れたり、偏ったりしたところから後ろが出ていく。

ワールドカップが終わった後Jリーグが再開して、振り返ってみれば
Jのチームも3バックが意外と多いということ。

浦和、広島、柏、甲府、徳島そして最近、名古屋

でも順調なのは浦和、広島。

甲府と徳島は相手によっては嵌っている。

いまいちは柏と,名古屋か。

先日柏レイソルとサンフレッチェ広島の試合を見ました。

結果は5ー2で広島の勝ち。

おなじ3バックで何が違う?

両方とも攻撃陣も同じような形で広島は佐藤寿人(皆川)のワントップで
その下に高萩と石原のシャドー、柏はレアンドロのワントップで
狩野、工藤がシャドー。

見ていて感じたのは柏のレアンドロがたびたびボールをもらいに
下がってきていたこと。

佐藤寿人はそんなことない。

トップの3人の攻撃力は明らかに広島の方が上でトップの3人に
両サイド、特に左サイドの柏が盛んに縦に仕掛けてボールを前に
供給していた。

柏レイソルは前のトップ3人の攻撃力を補うために両サイドが
上がるのはいいが、そのため途中でボールを取られると両サイドが
がらがらで、広島は3人+サイドを突破してきた一人で攻撃ができる。

その結果、柏レイソルのあちこちにディフェンスの穴ができてる。

柏レイソルの攻撃もレアンドロも狩野もFWではないでしょ。
FWが工藤だけではなかなか難しいですね。

そのため中盤が攻撃に加わる。

ただ全体攻撃の意識が強いため攻撃しきれないときの後ろの穴が
大きいようにみられます。

両チームのサイドハーフの差もトップの能力の差に加わるのでしょう。
3バックシステムは4バックの両サイドより上がり下がりのスピードを
求められます。

広島の左のサイドの柏が一人で突破してドリブルで持ち上がり
シュートまで決めたのは印象的でした。

やっぱ、同じ3バックを取っても完成度は全然違いました。


本田圭佑をボランチに!澤穂希のように。 [サッカー雑感]

本田圭佑をボランチに提案!!

”アギレ日本は本田1トップ!”今日のニュースの見出しです。

でもどうせ、これから戦術も含めガラガラポンならば

本田圭佑の攻撃的ボランチ就任を提案します。

今回のワールドカップの前から遠藤の後継者の問題が
揚げられていました。

正直、遠藤の力は落ちています。

特に守備において。

個人的には遠藤の守備はワールドカップでもう通用しないと
思っていました。

アギレジャパンが本田のワントップを考えていると聞いて
ワールドカップ予選は良いけど本番は賛成じゃないなと思いました。

本田は確かに走力がある方ではない。

ワントップにおいておけば、そんなに走らなくても済むという
考えなのでしょうか?

相手のセンターバックも引き付けられるし、真ん中は走れる
メンバーばかりを揃えるという考えなのでしょうか?

アジア予選なら通用するでしょう。

しかし本番ではだめだと思います。

また、ワールドカップ予選と本番が同じ作戦ではもう通用する
時代ではなくなりました。

ところで世界一になった”なでしこジャパン”の一番の胆は何でしょう?

ボランチの澤穂希ではないですか。

”相手のチャンスを潰す能力”は元々攻撃的MFだった経験で1歩
下がることによって相手の攻撃の先が読めるようになった。

”ボランチだけど点を取る”はやはり下がってみていることによって
相手の穴に入り込むことができる。

”味方に適切なアドバイスができる”これも後方で味方を見ることが
できるからです。

こういったことのできる選手は現在、本田圭佑しかいない。

本田圭佑の澤穂希化を期待します。


ザッケローニをJクラブの監督に [サッカー雑感]

ザッケローニがイタリアに帰りました。

彼は良い人です。

ザッケローニは最終的結果は残せなかったので成功した監督と

言う訳にはいかないです。

しかし、逆にまるっきし功績がなかったかといえば大いなる功績を
残した監督といえるでしょう。

4年前なかなか監督が決まらず最終的にザッケローニに決まりました。

最初はザッケローニでさえ日本代表監督とは考えてなかったの
ではないでしょうか。

そう言った形で来た監督でしたから本当は多くを望むのは酷だった
のではないでしょうか。

また今回ザッケローニがぶれて、不安定な指揮をしていたと批評する
人が多いですが選手の応用能力が低かったから出来なかったのだと
思います。

ザッケローニはクラブチームの監督しか経験がありません。

彼が日本代表に指導してた内容を聞いてみるとクラブチームの
指導法のように聞こえました。

ロープを使って互いの距離感を確認させるとか、1年間とか
毎日の練習を共にするクラブチームなら考えられる練習法ですが

いろいろなチームから短期的に集まってきて作るチームの
練習方法としてはどうでしょう。

ただそういった距離感はヨーロッパのチームにおいては当たり前の
基本なのではないでしょうか。

ザッケローニの苦労したことは、そう言った基本的なものから
教えなければならなかったことでしょう。

ザッケローニが本当にやりたかったことは4-2-3-1ではなくて
3-4-3と5-2-3の使い分けだったのではないでしょうか。

結局3-4-3をマスターすることができませんでした。

ザッケローニのしたかったことはクラブチームでこそ相応しい。

Jのどこか人材のいるチームさん、ザッケローニを呼び戻して
監督をやってもらいませんか?

時間はかかります(川崎フロンターレの風間八宏さんでさえ時間が
かかってます。)が結構、おもしろくて強いチームができるのではない
でしょうか。


釜本さんの日本代表監督に日本人を論 [サッカー雑感]

「釜本邦茂の目」より

☆☆

ザッケローニの後任監督は誰か? テレビやスポーツ新聞が大
騒ぎしているが、一度も耳にすることもなければ、目にすることもないことがある。

誰も言わないので私があえて言おう。

「どうして後任監督候補に日本人指導者の名前が出てこないのか?」

大前提として「外国人指導者の中から候補者を選んで探そう」というのが、
技術委員会の考えだからだ。

日本人S級指導者は400人超もいる

ここで異を唱えさせていただく。現在、日本国内に代表監督を務めることが
出来る指導者ライセンスの最高位「S級ライセンス」保持者は、すでに
400人を優に超えている。

ジーコにとって、日本代表監督が、実質的に初めての指導歴だった。

ザッケローニの母国イタリアでの輝かしい略歴は、すべてクラブ単位のもの。

いつまでも、外国人指導者をありがたがる風潮は、いかがなものかと思う。

ジーコ日本代表のコーチと北京五輪代表監督を兼務した反町康治氏(50)。

12、13年とJリーグ連覇中の広島・森保一氏(45)は、残念ながらACLでの
成績はいまひとつだったが、これまでの実績は十分に評価すべきものだし、

代表監督にふさわしいかどうか、議論の対象にすべき人材であることは
間違いない。

代表監督候補にふさわしい経歴の持ち主といえるだろう。

代表監督の重責を担える人材が、日本人指導者の中に必ずいるはずだ。

指導者も世界に旅立ち、その経験を持ち帰ってフィードバックすることで

日本サッカーはレベルアップしていく。

日本人が日本代表を率い、W杯で結果を残す日が一日でも早くやってくることを
心の底から願っている。

☆☆

以上が釜本さんの意見です。

日本代表に日本人監督をという考え方は釜本さんの専売特許ではありません
解説者の秋田豊さんとか何人かの人もいっています。

ですが、400人もS級ライセンスを持った人がいて、監督にふさわしい人が
どれだけいるでしょう?

ほんの一握りの監督しかいないではないですか。

みんな結果を残していない。
反町さんも、関塚さんも、森安さんも、結果がないではないですか。

西野さんだってガンバを辞めたら風来坊みたい。

オリンピック3位のホン・ミョンボ監督の今大会の結果を見たではないですか。

オリンピックの3~4位なんて言う実績は吹けば飛ぶような実績です。

日本代表が進歩に進歩を重ねて、外国にもう日本代表を指導できる
監督はいないよと言われるぐらいになるまで外国人監督でいいのです。

そのころには日本人でも世界に通用する監督が何人か出てきている
のではないでしょうか。

もしかすると今回、代表選手だった遠藤や本田あたりが監督をやる
時代になったのなら日本も変わると思います。

今回ブラジル・ワールドカップで自国以外の外国人監督を使っている
国でベスト8に残ったのはコロンビア(ペケルマンーアルゼンチン)だけです。

日本もベスト8に入れるくらいになれば日本人監督も育っているのでは
ないでしょうか。


前の10件 | - サッカー雑感 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。